☆温度測定2☆
こんにちは


梅雨が明け、まだ7月だというのに連日の暑さが厳しいですね…日差しが腕に当たるとヒリヒリと痛いです(-_-;)
先日、所長が過酷な外仕事をしてきたようで、どら焼きのように

危険な暑さになる地域もありますのでお気を付けください。
この暑さは、エルニーニョの影響もあるようですが、今年は一段と暑く感じますね…

そして、地球温暖化も進んでいるんでしょうか…



アシMの記憶にある数年前の温暖化についてのある見解では、このままの状態が続く、または状況が悪化してしまうと、いつか「臨界点」を超えてしまい、その後は物事が加速度的に進行し元に戻るのは非常に難しいとのこと。
2100年頃には、冬の日数が短くなるとか聞きますし、近未来の環境は大きく変わってしまいそうです


~臨界点のイメージ~
そんな不安を抱きつつ、微力ですが地球

内容としては、今ある自宅の約8割の既存窓に後付けで内窓を設置し『二重窓』にしました。
当初、「救急車の音も聞こえんくなるで






家の中の温度は、壁よりも薄い場所である窓からの影響を受けやすく、夏場では70%以上の熱が入り込むと言われています。内窓を付けることで窓と窓の間にできた空気の層が(閉じ込めた動かない空気には断熱効果があるそうです)、断熱材の役目を担って、まるで太陽からの有害物質を遮断し地球を守ってくれる大気圏のような働きをしてくれるようです。
二重窓のメリットとしては、気密性が高まることで冷暖房の効きが良くなったり、防音効果やカビの発生原因となる結露を防ぐことなどがあります。

今回は、気になった『二重窓』付近の温度を測ってみることにしました!
温度測定を行った日の天気は晴れ、最高気温は福井で35.2℃となかなかの暑さでした。

当日のエアコン運転状況は、1階リビングで除湿の弱設定(温度設定不可、弱・標準・強の3段階で設定可)、今の時期は冷気を他の部屋に送るため仕切り扉を三分の一ほど開けて過ごしています。室内の気温は、およそ25℃でした。

測定場所は、建物内で熱が上がり溜まりがちな2階の部屋にしました。ちなみにエアコンは稼働していませんでした。
扉は閉め切っていたのですが、室内は28.7℃でした。

測定方法は、二重窓の内窓と外窓の間(空気層)に測定器を置いて調べてみました。
測定中は両方の窓を閉め切り、数センチの隙間(窓と窓の間)に置いて約4分間隔で測定しました。
グングン温度が上昇していきました






12分間で6.3℃も上昇しました!
だいたい上がり切ったところで、外気温を測るため外のベランダに移動しまーす



こちらは4分間で0.3℃上がりました。
今度外にフライパンを置いて、目玉焼きが何分でできるか試してみたいくらいです…

こうして見ると、内窓と外窓の間(空気層)の温度は外気温に近い数値を表していますね。
室内との温度差は最高で8.5℃だったので、おそらく高温の空気層が断熱の役割をしていると考えられます。
気密性のパワーアップで今後は、光熱費がかなり抑えられるのではないかと期待しているアシMなのでした…


2023-07-26(Wed)